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小学生の自宅学習はココがポイント!学習アイデアやご家庭での見守り方も

2024.06.26
小学生の自宅学習はココがポイント!学習アイデアやご家庭での見守り方も

小学生のお子さんをお持ちの親御さんの中には、

「子どもが自主的に宿題をしてくれない」
「勉強する習慣が身に付いておらず、将来が不安……」
「具体的に何をさせたら良いのかわからない」

といったお悩みや不安を抱えている方が少なくないでしょう。

そこで今回は、小学生の自宅学習をテーマに、自宅学習の大切さや取り組み内容のアイデア、ご家庭での見守り方、教材選びのポイントなどについてご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

小学生が自宅学習することの大切さと得られる効果

はじめに、小学生が家庭での学習を習慣化することの大切さと、自宅学習によって得られる効果について見ていきましょう。

①:学習意欲が向上する

子どもに限らず、人間は他人から認められたい・理解してもらいたいという承認欲求を持っています。自宅学習を通じて親から頑張りを認めてもらうと、「よし、明日も頑張ろう!」というモチベーションに繋がります。

例えば、宿題をする時は親も仕事や家事の手を止めて一緒に取り組み、1問進むごとに「すごい!」「あってるあってる!」「こうしたらどうかな?」というように、子どもの勉強が進んでいくようにサポートしていくのが効果的です。

②:自信に繋がる

勉強に苦手意識を持っているお子さんは、「音読する時に読み間違えたらどうしよう…」「間違えちゃったら恥ずかしいから、手を上げたくない…」と、勉強に自信を持っていない傾向があります。

こういった場合、失敗することは当たり前だということを理解してもらうと良いでしょう。

具体的には「失敗するのはあなただけじゃないよ?みんな始めは失敗するものだからね」という声かけがおすすめです。また「お母さん・お父さんも、昔は本読みが苦手だったんだ。でも、何度も失敗して、練習して、だんだん上手になったんだよ!」と親の経験を話すと、より身近に感じられるかもしれません。

③:学びの基礎力が鍛えられる

自宅学習の継続は、学びの基礎力を鍛えることにも繋がります。

例えば、解き方がわからない時に「わからないから教えて」と親に質問したり、子どもが自分で「今日はここまでにしよう」と考えるのも、立派な決断の一つだと言えます。

この時、良い判断じゃないなと思っても「そんなこともわからないの?」と怒ったり、「まだこれだけしか進んでいないじゃない!」と否定したりするのは良くありません。

「ここが難しかったんだね」「今日は疲れたんだね」というようにまずは子どもの意見を受容し、その上で「これをこうすれば解けそうじゃない?」「あと1問だけ、一緒に頑張ってみるのはどう?」と提案し、頑張りをサポートしてあげてください。

④:計画力や自己管理能力が身に付く

自宅学習は、子どもが自ら学習の計画を立てて、スケジュール管理をする必要があります。そのため、計画力や自己管理能力も向上していくでしょう。

スケジュール管理といっても大げさに考える必要はありません。例えば、「学校から帰ってすぐ」「遊びに行く前に」「夕食のあとで」「朝食の前に」といった具合で机に向かう時間を決め、毎日その時間に机に向かうだけです。子どもが自分で計画を立てるのが難しい場合は、具体案を提示するなどして、サポートしてあげてください。

このように自宅学習の時間を決めておけば、1日の見通しがはっきりして、自由に使える時間の中で遊びの予定を組むようになるため、自然と計画力と自己管理能力が身に付いていきます。

⑤:コミュニケーションのきっかけになる

「今日は何をする予定なの?」「何が一番難しかった?」など、自宅学習を通じて家族のコミュニケーションが生まれるのも嬉しいメリット。

もし子どもから反応がない時は、「漢字と計算、どっちが早く終わったの?」など答えが限定される質問の仕方に変えることで、子どもが答えやすくなります。このような答え方が限定される質問や、はい・いいえで答えられる質問をクローズドクエスチョンといい、反対に答えが限定されない質問をオープンクエスチョンといいます。

例えば、反抗期でコミュニケーションが上手く取れない時や、考えがまとまっておらず答えられない様子が見られた時は、クローズドクエスチョンからスタート。徐々にオープンクエスチョンに変えていくことで、子どもの考えを広げたり、深めたりすることができるでしょう。

【学習のアイデア】小学生の自宅学習は何をすれば良い?

【学習のアイデア】小学生の自宅学習は何をすれば良い?
次に、自宅学習の具体的な内容や、教材選びのポイントなどについて見ていきましょう。

学習のアイデア①:小学校の宿題

小学校の宿題には様々な目的がありますが、やはり主たる理由は授業内容の復習です。

授業を一度聞いただけで理解できる人間はごく希で、頭が良い人ほど復習を大切にしています。ですので、市販のドリルなどを購入する前に、まずは学校の宿題に一生懸命取り組むようにしましょう。

復習の目的は、理解できていない内容の洗い出しと、知識の定着にあります。そのため、宿題をしていてわからない部分があれば、教科書を読み直したり、先生に質問したいことをまとめておきます。

また、これは宿題に限らず自宅学習全般に言えることですが、「はやく正解を教えて欲しい」と子どもからお願いされても、決してすぐに正解を提示してはいけません。子どもが自らゴールに辿り着けるように、道しるべとなるヒントを出してあげてください。

関連記事:子供が宿題をしない!やらない理由や学習習慣を身に付けるコツとは?

学習のアイデア②:各教科の基礎学習

基礎的な内容は学校で習っているから、自宅ではハイレベルな学習に取り組ませようと思う親は少なくありません。しかし、基礎が固まっていないと、いくらその上に知識を積み上げても崩れてしまうもの。むしろ、じっくり時間をかけて学習できる自宅こそ、基礎固めに絶好の場だと言えるのです。

そのため自宅学習で使用する教材は、難しいドリルよりも、まずは基礎的な内容がしっかり学べるものがおすすめです。

また、小学生の学習の基本は「読み・書き・計算」です。教科書で読めない漢字や理解できない言葉があれば辞書を引いて書き込んだり、問題を解く時は落ち着いて丁寧に字を書くことに取り組むようアドバイスしてあげてください。

もしどうしても解けない問題がある時は、簡単な問題に戻って基礎力を固めたり、何度も同じ問題を解くなどして、理解を深めていきます。

調べ学習とは、子どもが自ら決めたテーマについて調べ、その結果や感想をまとめる学習を指します。調べ学習は子どもの学習意欲向上や主体性を伸ばす効果、思考力・判断力・表現力を向上させる効果などが期待できるとし、多くの小学校で取り入れられている学習法です。

例えば、もし水泳を習っているのであれば水泳の歴史や歴代のオリンピック選手を調べたり、ゲームが好きなのであればゲームがどのように作られているのかや、プログラミングについて学んで実際にゲームを作ってみるなども面白いかもしれません。

自宅学習で意識したい3つのポイント

自宅学習で意識したい3つのポイント
自宅学習はこの先何年も続くことですから、子どもにとっても親にとってもストレスがかかりにくいように工夫していく必要があります。そこで最後に、学習環境や取り組み方、子どもへの接し方についてご紹介していきます。

自宅学習のポイント①:学習環境を整える

小学生が学習に集中しやすい環境は、光・空間・椅子の3つの要素がポイントとなります。

まず光ですが、JIS(日本産業規格)では、勉強に適した照度を750ルクスとしています※。750ルクスという照度はかなり明るいため、自宅で使用する照明としてはあまり現実的とは言えません。オフィスや図書館などの明るさを想像していただけたらわかりやすいかと思います。

そのため、デスクライトなどで手元の明るさを補ってあげましょう。

次に空間ですが、子どもが学習を始めやすい環境を目指してください。すぐに学習が始められるように机の上は常にスッキリさせておき、集中力が途切れるものは置かないようにします。

そして、椅子も子どもが学習に集中するための重要なアイテムです。座面が柔らかく、座り心地の良い椅子は、長時間座っていると腰やお尻が沈み込んでしまい、腰痛などの原因になるため、やや固めの椅子を選ぶのがおすすめです。また、成長に合わせて椅子の高さも見直してください。

※参照:JIS Z9110-2010|日本産業標準調査会

自宅学習のポイント②:子どもが興味のある学習からアプローチ

自宅学習への意欲を高めるには、子どもが興味のある学習から始めるのが良いでしょう。

例えば、好きな本や図鑑を眺めることでもかまいません。本人がやる気を持ったタイミングで、取り組みたいものからモチベーションを上げていくのが大切です。

またお子さんのモチベーションを維持するために、好きなキャラクターが登場する教材や、ゲーム感覚で進められるタブレット教材・パソコン教材などを活用してみるのもおすすめです。

タブレットやパソコンを使用するデジタル教材は、学習の管理がしやすかったり、苦手な問題を繰り返し解くことができたりとメリットが多いですが、鉛筆を使って文字を書く機会が少なくなる点や、視力が低下するリスクなどがデメリットだと言えます。そのため、デジタル教材でわからなかったところをノートに書き出すなど、デジタル学習とアナログ学習を組み合わせたり、画面を見続けないように時間制限を設けるなどして、対策を打つ必要があるでしょう。

関連記事:子供のやる気を引き出す方法とは?親が意識しておきたい5つの習慣
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自宅学習のポイント③:結果ではなく努力の過程を褒める

子どもが勉強に取り組んでいる時は、意欲や行動を褒めてあげてください。頑張りを褒められた子どもは、主体的に学ぶ力が伸びていくと言われています。

具体的な褒め方としては、「お!自分で宿題始められてえらいね〜」「難しいのによくチャレンジしたね、どこが難しい?一緒にやってみよう!」といった声かけが良いでしょう。

積極的に前向きな声かけをして、自宅学習をサポートしてあげてくださいね。

関連記事:子供を伸ばす褒め方にはコツがある!子供に伝わる上手な叱り方も紹介

自宅じゃなくてもOK!学習塾の活用も効果的

今回は、小学生が自宅学習に取り組む大切さや、自宅学習のアイデア、意識しておきたいポイントについてご紹介しました。

自宅学習を応援したいけど、弟や妹がいて集中できる環境が確保できなかったり、共働きで時間を取ることが難しいというご家庭は少なくありません。このような場合は、自宅にこだわる必要はなく、学習塾の自習スペースや学校の図書館を利用するのがおすすめです。

特に学習塾の自習スペースは、自分のことをよく知ってくれている先生たちがそばにいるので、解き方で困った時や、何かトラブルがあった時はすぐにサポートしてもらえます。また、勉強は塾で終わらせ、家ではリラックスして過ごすというように、学習空間とプライベート空間を完全に切り離すことも可能です。

自宅以外の環境も活用しながら、お子さんの学ぶ力を伸ばしていきましょう。

個別教育Canで自ら進んで勉強する子に!

個別教育Canで自ら進んで勉強する子に!

個別教育Canは千葉県で展開している個別指導塾です。そして、個別指導塾でありながら「先生が全員正社員」をモットーとしている学習塾となっています。

個別教育Canの想いは、教育を通じて子供達の可能性を開花させ、多くの人の役に立つ人間になってもらうこと。子供の性格・やる気・理解度・自信・性別・知識・志望校によって授業や教え方を変え、困難なことにも「自分ならできる!」と自主的に努力し、挑戦する子に育てます。

そのため、大学生のアルバイト講師はとらず、先生が全員正社員の個別指導塾であることにこだわっています。

「何度言っても宿題をしない、習慣化できない」とお困りの方は、ぜひ一度個別教育Canに足をお運びください!

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  1. 面倒見力:とことん関わり、とことん愛情をかけ、とことん教えます。 困っている子供を放っておくことはありません。 「そこまでしてくれるのか」と感じてもらえるように接することを心がけています。
  2. 高い個別指導力:子供の性格、やる気、理解度、自信、性別、知識、 志望校によって授業や教え方を変えられるようにしており、 そのため社員(講師)は毎日社内研修を2時間行っています。
  3. 楽しい授業力:子供を褒めて励まし、ハイテンションで質の高い授業を行います。また、分かりやすい表現を心がけ、その子のレベルに合った問題を解かせて自信を持たせます。各種カウンセリング手法を交えてやる気にさせるだけでなく、いつも笑顔で楽しく受講できるように取り組んでいます。

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