小学生の子どもに「整数ってなに?」と聞かれた時、パッと答えられない親御さんは少なくないはずです。
ほとんどの大人が、小学生の頃に算数の授業で「整数」について学習したはずなのに、いざ子どもに教えるとなると、正確な返答ができずに困った経験がありませんか?
そこで本記事では、算数で習う整数の意味や定義について解説し、子どもにわかりやすく伝える際の実例文もご紹介します。
目次
算数で勉強する整数とは、「0、1、2、3、4、5、という数の重なり」のことで、「小数でも分数でもない数」のことを指します。
つまり、「0から順に1ずつ増やすか減らすことによってできる数」のことで、中学生になると-1や-2など、マイナスの整数も出てきます。
しかし、上記のような表現のまま子どもに伝えてしまうと、子どもは少し難しく感じてしまうため、算数において整数とは何かをもう少しわかりやすい表現に変えて伝えるようにしましょう。
「算数の整数とは何か」を小学生の子どもに教える場合、以下のように子ども目線でわかりやすく伝えるのがポイントです。
「小数点がついているのが小数、真ん中に棒があって分母と分子に分かれているのが分数だよ。その小数でも分数でもない、ぴったりした数が整数だよ。」
このように、多少噛み砕いた表現でかまいません。算数の整数について、子どもが理解しやすい言葉を選んで伝えるようにしましょう。
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ここでは実際に数字を使って、算数の整数について理解を深めていきましょう。
お子様と一緒に、ぜひ挑戦してみてくださいね。
問題 | 答え | |
---|---|---|
① | 4 | 「4」は、分数や小数ではないため「整数」です。 |
② | 0.14 | 「0.14」は、小数なので「整数ではない」です。 |
③ | 0 | 「0」は、分数や小数ではないため「整数」です。 |
④ | 2/3 | 「2/3」は分数なので、「整数ではない」です。 |
⑤ | -6 | 「-6」は、分数や小数ではないため「整数」です。 |
⑥ | -130 | 「−130」は、分数や小数ではないため「整数」です。 |
特に小学生が間違いやすいのが0で、これも整数になるのでしっかり覚えておきましょう。また、小学生では学習しませんが、マイナスがつく数字も整数です。
今後、算数の学習をスムーズに進めるためにも、ここでしっかり整数について理解をすることが大切です。
算数の整数とは何かを子供にしっかりと理解してもらうことは大切ですが、その他にも、子供への声のかけ方や学習の進め方にも工夫が必要です。
例えば、子どもに算数を教えるときは、基本的に「褒める」ことを意識しながら行うと、子どものモチベーションアップにつながります。
以下は、子どもに算数を教えるときのポイントです。
子どもが算数に取り組んでいるとき、問題が解けずに手が止まっている様子があったら、答えは教えずにヒントを出し、子ども自身が答えを導き出せるようにサポートをしましょう。
また算数が簡単に解けるポイントや、その子特有の間違いやすいポイントを周囲の大人が見出してあげるのも「算数が得意になるコツ」です。
大人が手厚くサポートすることによって、子どもは安心して勉強に取り組むことができ、どんどん算数が好きになります。
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これまで整数について解説し、子どもに算数を教えるときのポイントなどもご紹介してきました。
「整数」は算数の単元の一部であり、その他にも図形やかけ算など、算数には学習することがたくさんあります。
算数は小学生の間だけではなく、「数学」と名を変えて中学生以降も学習するものです。そのため小学生の算数でつまずいてしまうと、その後の学習に影響が出てしまう可能性があります。
子どもを算数好き・得意にさせるには、算数の高い知識を持つ大人の手厚いサポートが必要です。そして効果的な勉強法を確立するためにも、プロの講師人に協力してもらうのも一つの方法です。
個別教育Canでは、基本的に子どもをよく褒め、自分の力で問題を解く「楽しさ」を伝えるように心がけています。
例え不正解でも否定せず、回答を見つけるまでのプロセスを講師と一緒に歩むことで自信につながり、徐々に算数が好きになります。
また、学校では教えない、それを知っていると問題が簡単に解けてしまう「Can独自のポイント」を教えるため、算数が得意・好きになる可能性がグッと高まります!
1.面倒見力:とことん関わり、とことん愛情をかけ、とことん教えます。 困っている子どもを放っておくことはありません。 「そこまでしてくれるのか」と感じてもらえるように接することを心がけています。
2.高い個別指導力:子どもの性格、やる気、理解度、自信、性別、知識、 志望校によって授業や教え方を変えられるようにしており、 そのため社員(講師)は毎日社内研修を2時間行っています。
3.楽しい授業力:子どもを褒めて励まし、ハイテンションで質の高い授業を行います。また、分かりやすい表現を心がけ、その子のレベルに合った問題を解かせて自信を持たせます。各種カウンセリング手法を交えてやる気にさせるだけでなく、いつも笑顔で楽しく受講できるように取り組んでいます。
個別教育Canにご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください!
「算数の整数についてしっかりと理解してほしい」「算数が好きになってほしい…」など、どんなことでもお気軽にご相談ください!