できることなら自発的に勉強やスポーツを頑張る子供に育てたい…と思ってはいるものの、
「子供が勉強に対して全然やる気がない…」
「勉強も習い事もいつも途中で投げ出してしまう…」
「どうやったら子供のやる気が引き出せるの…?」
と悩んでいる方は意外と多いはず。
そこで今回は、どうすれば子供のやる気が引き出せるのかお悩みの保護者の皆様に向けて、そもそも子供のやる気が出ない原因とは何なのか、そして、子供のやる気を引き出すために親側が意識しておくべき行動や習慣とは何なのかについてご紹介します。
目次
親なら自分の子供には、自ら勉強に取り組んだり、習い事やスポーツなどにも積極的に挑戦したりしてほしいとは思うもの。しかしその反面、そもそも子供にやる気が感じられないと嘆いている親御さんが多いのも事実です。
では、どうして子供のやる気が出ないのでしょうか?ここでは、その原因をまとめます。
子供のやる気が出ない原因の一つに、強制されているからというものがあります。
自分ではやろうと思っていても、「~しなさい」などと言われると「やらされている感」が出てしまい、自分から積極的に動こうとは思わなくなるものです。
また、「~しなければならない」という強迫観念も例外ではありません。宿題や家のお手伝いなど「~をしなきゃ!」と考えるだけで、やる気が出なくなってしまうのは、子供も大人も同じです。
基本的に子供は、興味や面白みはもちろん、自分にメリットがないことにはやる価値を見出しません。
大人も同じですが、そもそも自分が面白いと思わないものには、自ら積極的に動こうとはしませんよね。
また、たとえ面白みを感じてやる気を出していても、失敗したり間違えたりした際に誰かから指摘されると、自分が否定されたように感じてしまい、途端に全てにやる気を失ってしまう…ということもあります。
子供のやる気が出ない原因には、そもそもやり方がわからないからというものもあります。
例えば、家のお手伝いとして「お風呂の掃除をお願い」と頼んだとします。
しかし、掃除と一口に言っても、お風呂のどこを洗うのか、洗剤はどれを使うのか、どの部分までを掃除するのか…など、大人なら「掃除しておいて」と曖昧な指示で済むものでも、子供にとっては何から始めればいいのか、そして最終的にどんな状態にすればいいのかなどが分からず、「わからないからやりたくない!」と感じて、やる気がなくなってしまうことがあります。
関連記事:「【小学生】勉強のやる気を出す方法!怒らずに向き合うコツや具体的な対策について」
では、実際に子供のやる気を引き出すためにはどうすれば良いのでしょうか?
ここでは、子供のやる気を引き出し、それを維持するために親が意識しておきたい行動や習慣についてまとめます。
子供のやる気を引き出すために親が意識しておきたいのは、横から口を出さないことです。
特に、家で子供が勉強している時に横から口を出してしまうと、子供が自分でやろうとしていることを止めてしまい、せっかく高まっていたやる気を削ぐだけでなく、その横やりによって子供自身がやろうとしていることが否定されていると感じてしまうからです。
親の立場から子供に何かを言う時は、どうしても注意ばかりになってしまうものですが、子供が自分の力で勉強をしている時には、横から口を出さず、そっと見守るようにしましょう。
子供のやる気を引き出すために親が意識しておきたいのは、やはり「早く勉強しなさい!」などの勉強を強要する言葉を言わないことです。
自分も子供の頃に親に言われた経験がある…という方も少なくない言葉だと思いますが、子供はそう言われるだけで逆にやる気が無くなってしまうものなのです。
他にも「何でできないの!」や「だからあなたはダメなんだ」と言う子供をけなす言葉や、「○○ちゃんはできるのに…」という友人と比較する言葉なども子供が親に言われてやる気をなくす言葉となっているため、親としては意識しておきたいポイントです。
子供のやる気を引き出すためには、親だけで決めるのではなく、子供と一緒にルールを決めることも大切です。
例えば、「家では何時までに勉強を終わらせなければいけないのか」や「次の日の準備は何時までに終わらせるのか」など、子供と一緒にルールを決めることで子供自身が“自分ごと”として捉えられるようにしておくと良いでしょう。
そして、子供と決めた時間になるまでは「早くしなさい」「まだできてないの?」などと促さず、子供が気付くまで黙って見守るのもポイントです。
子供のやる気を引き出すためには、子供自身に気付かせることが重要です。
例えば、上記のように子供と一緒に決めた時間になっても勉強をしていない時には、「なんでやってないの!」などと怒るのでなく、「2人で一緒に決めたルールはどうだったっけ?」と本人に気付かせるようにしましょう。
この時の話の流れですが、まずは子供が今考えていることを受け入れることが大切です。その上で、子供に問いかけ、気付かせるようにすると、「自分の話は聞いてくれないんだ」と子供に疎外感を抱かせずに話が進められます。
そして、問いかけたあとは「どう思う?」と子供の考えを聞き、良い返答があれば「うん、頑張ろうね!」と話を切り上げましょう。
なお、子供の考えを知ろうとしないまま怒ってしまうと、子供はやる気や自信を失うだけでなく、「親が怒るからやろう」「親がうるさいから仕方ない」と“親に怒られないこと”を目的にしてしまい、子供の自発的な行動力が育たなくなるため注意が必要です。
子供が一緒に決めたルールを守れないことがあるようであれば、子供の考えを一度受け入れた上で、提案やアドバイスをします。
具体的には、
といった声かけが効果的です。そして伝えっぱなしにならないように「どう思う?」と子供の考えを聞くようにしましょう。
このように、親からの提案やアドバイスに対して考えさせる習慣を持つことで、子供自身が“自分ごと”として考えることができ、少しずつ自分自身で考えて行動できるようになります。
個別教育Canは千葉県で展開している個別指導塾です。
授業でも授業以外でも、基本的に子供をよく褒め、自分の力で問題を解く「楽しさ」を伝えるように心がけています。
例え不正解でも否定せず、回答を見つけるまでのプロセスを講師と一緒に歩むことで自信につながり、徐々に勉強が好きになります。
そして問題が解けたときは、子供と一緒に、めいいっぱい喜びを分かち合います。
また、その子特有の「間違える癖」を見つけ、子供自身にそれを気づかせ「ミスを減らす」ように促し、子供の能力を信じて伸ばします。
さらに学校では教えない、それを知っていると問題が簡単に解けてしまう「Can独自のポイント」を教えるため、勉強が得意・好きになる可能性がグッと高まります!
個別教育Canは千葉県で展開している個別指導塾です。
私たちは授業でも授業以外でも、基本的に子供をよく褒め、自分の力で問題を解く「楽しさ」を伝えるように心がけています。
例え不正解でも否定せず、回答を見つけるまでのプロセスを講師と一緒に歩むことで自信につなげ、勉強が苦手だった子も徐々に勉強が好きになるように導いていきます。また、その子特有の「間違える癖」を見つけ、子供自身にそれを気づかせ「ミスを減らす」ように促し、子供の能力を信じて伸ばします。
さらに、学校では教えない「Can独自のポイント」で問題が簡単に解けるようになるので、勉強が得意・好きになる可能性がグッと高まります!
ご家庭で勉強のやる気を出す方法や、お子様の見守り方などについても、最善策をご提案します。まずはお気軽にお問い合わせください。