「これから小学校に進学するけど、塾に行くべきか迷っている」
「最近子供の成績が下がってきているが、塾に行くべきか悩んでいる」
「公立小学校から私立中学校への受験を検討しているが、塾に行くべき?」
といった方に向けて、塾が必要なお子様・不要なお子様の特徴についてご紹介していきます。
また、小学生のうちから塾に通うメリット・デメリットについても解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
小学生で塾に行くべきか悩んだ時は、お子様の特性・学習内容の理解度・進路の目標・教育方針・世帯収入など、様々な要素を考慮して検討する必要があります。
ここでは、お子様の特性や学習の理解度に焦点を当てて、「塾に通った方が良い子・今すぐ通わなくても良い子」の特徴を見ていきましょう。
小学生から塾に通った方が良いお子様は、大きく3つのケースに分類することができます。
①:私立受験を検討している
②:学校の授業が理解できていない
③:家庭での学習習慣がない・集中できない
では、それぞれのケースをご紹介していきます。
1つ目は、私立の中学受験を検討しているケースです。私学受験では学校の授業で習わない範囲の内容が試験に出ることが多々ある上、難関校では総合的な学力や思考力を問うような問題も出題されます。そのため、塾で学校ごとの傾向をおさえた試験対策をしていく必要があります。
また保護者としても「この学校の校風はどうなんだろう?」「入学後も塾に通う必要はあるの?」といった疑問が湧くもの。塾は受験勉強をする場所だけでなく、受験や学校に関する情報収集ができる場所でもあるのです。
とは言え、家庭学習のみの合格者が多数いる私学もありますので、塾に行くべきか迷った時は学校の説明会に参加したり、中学受験を扱っている塾に相談してみたりすると良いでしょう。
2つ目は、学校の授業が理解できていないケースです。親が子供の学習理解度を把握するには、ノートをきちんと書いているか?テスト結果はどうか?宿題に取り組んでいるか?といった様子から、判断する必要があります。
小学校の授業内容は学びの基礎となりますので、授業がわからないまま進級・進学していくと、どんどん学習についていけなくなります。そのため、塾に行くべきか迷っている方は、できるだけ早く何らかの対策を打っていきたいところです。
また、勉強が苦手なお子様や、学習習慣が身についていないお子様をサポートする塾は一般的に補習塾と呼ばれ、お子様の理解度や特性に合わせてじっくり授業が進められる個別指導タイプの塾が多い傾向です。本格的な反抗期が始まる前に、塾で学習する習慣を身につけていきましょう。
3つ目は、家庭での学習習慣がない・集中できないケースです。
学校や習い事教室では頑張っている様子なのに、家に帰ると勉強できない・集中できないお子様は多いもの。これはとても自然なことで、外の世界で頑張っている分、家の中でガス抜きをしているのです。むしろ、親から勉強しなさいと口酸っぱく怒られる家庭より、親に甘えられる・のびのびとリラックスできる家庭にいるお子様の方が、優秀な成績である傾向が高いと感じます。
かと言って、学校の宿題をやらないのは良くありません。塾には自習室といって授業時間とは関係なく自由に勉強ができるスペースが設けられています。「塾で集中して勉強し、家ではリラックスして自由に過ごす」という習慣ができれば、メリハリある生活を送ることができるでしょう。
反対に、小学生のうちから塾に通わなくても良いお子様には、下記のような特徴があります。
自分の力で調べたいという知的好奇心が旺盛なお子様や、勉強する時間と遊ぶ時間を自分でコントロールができるお子様は、あえて小学生から塾に通う必要はありません。お子様の口から「塾に通いたい」と相談された時に、行くべきかどうか判断すると良いでしょう。
また、人とかかわるのが苦手なお子様や、人から指示されるのが苦手なお子様も、無理に塾へ通わせる必要はありません。ただ、違う環境に身を置くことで、ポジティブな変化が見えるお子様もいますので、塾に相談してみたり、無料体験授業を受講してみると良いかもしれません。
加えて、どうしても家庭での学習が難しい時や、特性による学習の遅れが気になる時は、家庭内で不安を抱え込まずに学校や自治体に相談するなどして、お子様の負担にならない選択肢を見つけていきましょう。
小学生のうちから塾に通うことで、どのようなメリットがあるのでしょうか。
塾に行くべきかどうか迷っている時の判断基準と共に、通塾するメリットを解説していきます。
小学生から塾に行くメリットの1つ目は、基礎力がつく点です。
例えば国語なら語彙力・論理的思考力・読解力・表現力が、算数なら四則計算(足し算/引き算/掛け算/割り算)・図形・割合といったものが基礎となりますが、小学校で基礎の土台固めができていないと、中学の授業内容が理解できなかったり、成績が伸び悩んだりと、後々困ることになります。
そのため、塾では基礎をしっかりと身につけるためのカリキュラムを組み、学力の底上げを目指していくのです。
塾に行くべきか判断に迷っている方は、学校で単元ごとに実施されるテストの基礎問題が解けているかを一つの判断基準にすると良いでしょう。
小学生から塾に行くメリットの2つ目は、中学校に向けて準備ができる点です。
中学校の授業内容は、小学校で学ぶ基礎の上に成り立ちます。小学校のテストではいつも満点だったお子様でも、中学生に上がった途端びっくりするような低い点数を取ることもあるのです。理由は、小学校のテスト内容は暗記でどうにか乗り切れる問題ばかりですが、中学校の定期テストでは応用力が必要な問題がぐっと増えるからです。
特に、中学1年生の成績から高校受験で必要な内申点が評価される自治体に住んでいる方は、「まだ中学1年生だから」と悠長なことは言ってられません。
塾では小学生のうちから、高校受験や大学受験を見据えたカリキュラムで応用力を身につけていきます。そのため、塾に行くべきか判断に迷う方は、高校受験・大学受験が視野にあるか?応用問題でつまずいていないか?という点を判断基準にしてみると良いでしょう。
小学生から塾に行くメリットの3つ目は、学習習慣がつく点です。
学習習慣があるのとないのとでは、学力に大きな差が生まれます。
「小学生のうちは勉強に縛られずにのびのびと過ごして欲しい」というご家庭も多いかと思いますが、小学生のうちに学習習慣が身についていないと、中学校に進学した時、お子様本人が一番苦労することになります。
家庭学習が習慣化できない・集中できないのは、スマホやゲーム機、テレビ、生活音などの勉強の妨げになるような要素がたくさんあるからです。
一方で、小学生のうちから塾に通っている子供は自習室で勉強する習慣がついているため、塾でしっかり勉強して、家では自由に過ごすというような、メリハリのある生活を送る子供が多い傾向にあります。
塾に行くべきか迷った時は、家庭学習で学校の予習・復習ができているか?親との約束を守って宿題ができているか?で判断すると良いでしょう。
小学生から塾に行くメリットの4つ目は、勉強が嫌いになる前に克服できる点です。
「小4の壁」や「10歳の壁」という言葉をご存じでしょうか?学習や生活において、子供がはじめて壁にぶつかるのが小学4年生であることから、そう呼ばれています。
例えば算数では、これまで「足し算だけ」「割り算だけ」という単純な計算問題だったのが、四則計算を全て使わないと答えが導き出せないようになったり、苦手になりやすい角度や面積の問題も登場します。また、英語の授業が本格的にスタートしていくのも小学4年生となっています。
学校の授業がわからない・勉強の仕方そのものがわからないと、勉強嫌いになってしまうのは無理もありません。そのため、小学生を対象とした塾では、子供が勉強嫌いになる前に「楽しい」と思ってもらえる工夫を凝らして授業を進めていきます。
塾に行くべきか悩んでいる方は、お子様が勉強を楽しいと思えているか?を一つの判断基準にされると良いでしょう。
小学生から塾に行くメリットの5つ目は、勉強への自信がつく点です。
子供は「できた!」や「わかった!」という経験が増えれば増えるほど、自信がついていきます。そのため、塾では学校で習う内容を先取りして指導し、学校で「塾で習ったからわかる!問題が解ける!」という自信に繋げていきます。
勉強に自信がつくと成績がアップするのはもちろん、勉強へのモチベーションもアップし、自ら進んで勉強を楽しめる子供に成長していくのです。
塾に行くべきか迷っている方は、お子様が学校の授業にストレスを感じていないか?つまずくことなく宿題ができているか?という点に、着目してみてください。
小学生のうちから塾に通うメリットについてご紹介しましたが、デメリットについても理解しておく必要があります。
通塾するデメリットを、塾に行くべきかどうかの判断基準と共に解説していきます。
塾に通い始めると、これまで遊んでいた時間を勉強の時間に割くことになります。また、高学年になって受講科目やコマ数を増やすとなると、習い事やクラブ活動の時間をセーブする必要も出てくるでしょう。
しかし、小学生のうちから塾や習い事でスケジュールが埋め尽くされているのは考えものです。
そのため、塾に行くべきか悩んでいる方は、子供の自由時間が確保できるようなコマ数か?他の習い事との兼ね合いはどうか?というのも、判断基準にすべきでしょう。
塾では学校の授業よりも先にカリキュラムが進んでいきます。
例えば、九九は小学2年生で習う内容ですが、早くから塾に通っているお子様は小学1年生の時点で、もっと早いお子様では未就学児の時点で暗記しています。
そのため、塾での先取り学習が日常化していると、学校の授業がつまらないと感じるお子様も少なからずいます。
お子様が学校がつまらないと言い出さないか?学校が退屈な場所にならないか?といった不安で塾に行くべきか迷っている方は、学校の授業の受け方についてお子様と話し合われてみてください。先生の教え方に着目してみたり、わからない友達をサポートする側にまわってみたりすると、新しい学びに繋がるものです。
子供を強制的に塾に通わせると、勉強が嫌いになる可能性も否めません。さらに、塾講師の性格や指導方法が合わなかったり、塾内での人間関係が良くなかったりと、塾との相性そのものが悪いために、勉強に対して嫌なイメージを持ってしまう可能性も考えられます。
そのため、塾に行くべきか悩んでいる方は、お子様の性格や特性に合っているか?講師の質や塾の雰囲気はどうか?という点も重視すべきポイントです。
小学生のうちから塾に行くべきか迷った時の判断基準や、メリット・デメリットをご紹介しましたが、全てに共通するポイントは「目的」と「子供の意見」です。
塾と一口に言っても、進学塾・補習塾・総合塾・専門塾と様々な種類があり、また指導形態も、個別指導・集団指導・映像授業などの種類があります。
選択肢が多くて塾選びに迷うところではありますが、
といった点を踏まえて、塾を選ぶと良いでしょう。
塾の種類については「学習塾にはどんな種類がある?子供に合った塾の選び方や注意点は?」で詳しく解説していますので、併せてご覧ください。
また、何年生から通わせるべきかについては「何年生から塾に通う?小学生・中学生の塾事情と適切な時期とは?」でご紹介しています。
個別教育Canは千葉県で展開している個別指導塾です。
一般的に塾というと、「楽しくない」「無理矢理勉強させられる
」「宿題が多い」「宿題をお母さんが手伝わなければいけない」「授業の曜日が決まっていて他の習い事と重なって無理」「授業の変更ができないのでお金がもったいない」「うちの子はやる気がないので塾には向いてない」
などと思われている方が多いと思います。
個別教育canでは、上の全てがその反対です。
個別教育canの保護者面談の時にお母さんから言って頂く言葉は、
次のような言葉がとても多いです。
「うち子は塾が楽しくて仕方がないっていうんですけれどそんなことはあり得ないですよね。」
「うちの子は毎日授業があってもいいっていうんです。塾はつまらないものだと思っていたので主人とびっくりしました。」
「学校の授業が凄くわかるようになって楽しくなったって子どもが喜んでました。」
「先生が良く褒めてくださるので、勉強が好きになったみたいです。」
「勉強に自信がついてきたようで、塾に通っていない子に教えているようです。」
「毎日、友達と学校の宿題をcanの自習席でやることが楽しみなようです。」
「小学校の通知表が全て二重丸になりました!」
などの言葉を沢山頂いております。
個別教育canでは、子供をよく褒め、自分の力で問題を解く「楽しさ」を伝えるように心がけています。
例え不正解でも否定せず、回答を見つけるまでのプロセスを講師と一緒に歩むことで自信につながり、徐々に勉強が好きになります。
そして問題が解けたときは、子供と一緒に、めいいっぱい喜びを分かち合います。
また、その子特有の「間違える癖」を見つけ、子供自身にそれを気づかせ「ミスを減らす」ように促し、子供の能力を信じて伸ばします。
さらに学校では教えない、それを知っていると問題が簡単に解けてしまう「Can独自のポイント」を教えるため、勉強が得意・好きになる可能性がグッと高まります!
1.面倒見力:とことん関わり、とことん愛情をかけ、とことん教えます。 困っている子供を放っておくことはありません。 「そこまでしてくれるのか」と感じてもらえるように接することを心がけています。
2.高い個別指導力:子供の性格、やる気、理解度、自信、性別、知識、 志望校によって授業や教え方を変えられるようにしており、 そのため社員(講師)は毎日社内研修を2時間行っています。
3.楽しい授業力:子供を褒めて励まし、ハイテンションで質の高い授業を行います。また、分かりやすい表現を心がけ、その子のレベルに合った問題を解かせて自信を持たせます。各種カウンセリング手法を交えてやる気にさせるだけでなく、いつも笑顔で楽しく受講できるように取り組んでいます。
塾に行くべきか迷っている段階でのご相談でも大歓迎です。無料体験授業も受講いただけますので、まずはお気軽にお問い合わせください。