「子供が塾に通っているが、高い費用が家計の負担になっている」
「子供が塾に通いたいと言っているが、費用が高くて迷っている」
「個別指導塾と集団指導塾、どちらが安いの?」
など、塾の費用に関して悩んでおられる保護者は多いものです。
そこで本記事では、塾ごとの費用比較と、高い授業料を安くする方法についてご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
目次
塾には個別指導塾や集団指導塾、進学塾、補習塾などがありますが、どの塾が高い傾向にあるのでしょうか。
各塾の特徴とともに、費用比較をしていきます。
個別指導塾と集団指導塾は、どちらの費用が高いでしょうか。
個別指導塾とは講師1名が生徒1〜3名に対して指導をするスタイルの塾で、個々のペースに合った自由度の高い授業が受けられます。一方、集団指導塾とは講師1名が複数名の生徒に対して指導をするスタイルの塾で、目的に応じたカリキュラムに沿って授業が進んでいきます。
当然のことながら、講師1名の人件費を生徒1名で負担するのと、30名で割って負担するのでは、生徒1名で負担する方が割高になります。よって、一般的に集団指導塾よりも個別指導塾の方が費用が高い傾向にあります。
ただ個別指導塾の中には、「季節講習や勉強合宿を実施しない」「テキストの購入を強制せず、学校の教科書を使う」などの工夫で、集団指導塾との費用差がほとんどない塾もあります。
進学塾・総合塾・補習塾では、どの塾の費用が高いでしょうか。
まず進学塾とは、中学受験・高校受験・大学受験に特化したカリキュラムで指導が進められる塾を指します。そのため、集団指導・個別指導ともに、志望校のレベルに合った授業が実施されます。
次に補習塾ですが、補習という名前の通り、学校の授業に合わせたカリキュラムで指導が進められます。指導内容は学校の予習・復習や定期テスト対策が中心で、学校が長期休暇になる8月は授業をしない塾も多いです。
そして、進学塾と補習塾の両方の機能を持つ塾が総合塾です。受験を控えていない学年時は補習塾として、受験学年になると進学塾として機能することが一般的で、生徒の進路やレベルに応じたコースが用意されています。
この3種類の中で最も費用が高くなるのが、進学塾と受験学年時の総合塾です。理由としては、ハイレベルな授業が必要な点や季節講習がある点、模試の回数が多い点、受講する科目が増える点などがあげられます。
大手塾と中小規模塾(個人塾)では、どちらの費用が高いでしょうか。
そもそも大手塾とは全国規模で展開している学習塾を指し、本社直営の学習塾もあれば、フランチャイズ運営の学習塾もあります。受験に関するデータやノウハウを豊富に持っているため、特に小・中・高向けの進学塾で強みを発揮します。
一方、特定の地域のみで展開している学習塾や個人塾は中小規模塾に分類されます。各学校の定期テストの特徴や授業の進め方などを把握しているため、補習塾や総合塾で強みを発揮します。
費用に関しては中小規模塾より大手塾の方が高い傾向があり、その理由の一つに、授業料が各地域の相場に合っていない点があげられます。
経済産業省が各産業の活動状況をまとめた「平成30年特定サービス産業実態調査(令和元年発表)」によると、学習塾業者の売上は東京都が最も多く、次いで神奈川県、埼玉県という結果になりました。「売上=生徒からの授業料(施設費などを含む総額)」だとすると、東京都では生徒一人あたり年間48万2,218円、反対に一番支出が少なかった岩手県では年間17万1,255円と、約3倍の差が生じています。
とはいえ、中小規模(個人塾)の方が必ず安いということはなく、送迎サービスや講師の質の高さ、合格率の高さなどの付加価値がつき、大手塾より高くなるケースもあります。
「同じ科目数を受講しているのに、中学1年生の下の子よりも中学3年生の上の子の方が塾代が高い」「高校受験を控えている上の子より、中学受験を控えている下の子の方が塾代が高い」と学年・年齢によって授業料に差があると感じている方は少なくありません。
では、小学生・中学生・高校生の中で最も塾代が高いのはどの学年・年齢なのでしょうか。
文部科学省の「平成30年度子供の学習費調査の結果について」によると、学校外活動費の支出は、小学生・中学生・高校生の全てで補助学習費(学習塾・自宅学習・家庭教師など)が最も多く、子供一人あたりの支出額については下記の結果となっています。
区分 | 年間支出額 | ひと月あたり |
---|---|---|
公立小学校 | 21万4,451円 | 1万7,870円 |
私立小学校 | 64万6,889円 | 5万3,907円 |
公立中学校 | 30万6,491円 | 2万5,540円 |
私立中学校 | 33万1,264円 | 2万7,605円 |
公立高校 | 17万6,893円 | 1万4,741円 |
私立高校 | 25万860円 | 2万905円 |
上記から、私立に通う小学生の補助学習費が年間64万6,889円と最も高いことがわかります。
なお、これらの支出額は単純に平均を表したものですが、小学5年生より6年生、中学2年生より3年生と、一般的に学年が上がるにつれて授業料が高くなっていきます。理由としては、授業内容のレベルがあがる点や季節講習が追加される点、模試の回数が増える点などがあげられます。
費用が高いからという理由で塾を辞めさせたくないものの、できれば費用を安くしたいと思うのが親の本音でしょう。
そこで、塾の費用を安くする方法についてご紹介していきます。
入塾時に講師から言われた通りのコマ数を受講しているという方がいますが、不要な科目を受講する必要はありません。学校の授業や自主学習で充分足りているのであれば、わざわざ高いお金を払って受講することにあまりメリットがないからです。
また、塾で教わった学習方法を習得し、講師のサポートがなくても自主学習のみで成績が伸びるようになる生徒もいます。
入塾時と現在で子供の学習状況は変化していくものですので、定期的に受講科目の見直しを行いましょう。
夏期講習や冬期講習といった季節講習や、長期休暇に開催される勉強合宿など、塾には通常授業の他にあらゆるオプション講習があり、参加する際は追加料金を支払わなければなりません。特に、宿泊費や食費が含まれる勉強合宿は数十万円になるケースもあります。
入塾前に聞いていなかった・存在を見落としていた人にとっては、突然の高い出費に驚くことでしょう。
ですが、このようなオプション講座は基本的に自由参加となりますので、受講する必要性を感じなければ無理に受講する必要はありません。
「これを受講しないと合格は確実だと言えません」「参加は自由ですが、毎年全員参加しています」などと半ば強制的に参加を求められたとしても、すぐ申し込みはせずに、必要性についてしっかり考えるべきです。
受験には推薦入試と一般入試の2パターンあり、それぞれ選考期間が異なります。推薦入試の選考期間は9月下旬〜12月上旬が多く、一般入試は1月下旬〜3月上旬がピークとなっています。つまり、推薦入試で志望校に合格できれば、一足先に塾を辞めることができるのです。
【選考期間】
中学受験・高校受験の場合、基本的に保護者から学校へ相談をして、学校に推薦状を書いてもらう必要があります。推薦入試自体を実施している学校が少ない上、都道府県や学校ごとに推薦条件が異なりますので、早いうちに相談しておきましょう。
また大学受験の場合は、いわゆるオーソドックスな推薦入試である学校推薦型選抜(指定校推薦・公募推薦)と、学校の推薦が必要なく自らの意志で受験できる総合選抜(AO入試)の2種類があり、いずれも9月・10月・11月に選考が実施され、11月・12月頃に合否がわかります。
注意点としては、推薦には一定の条件が設けられているケースがほとんどですので、「推薦して欲しい」と言っても必ず受験できるわけではありません。また、自己推薦型の大学AO入試でも、『評定平均が○点以上』といった条件を設けている大学もあります。そのため、中学1年生・高校1年生の時から、定期テストで良い結果を残していきたいところです。
塾の高い費用を支払い続けるべきか、または、高い費用を払ってまで塾に通わせるべきかと迷った時、どのような基準で判断すれば良いのでしょうか。
その判断基準となるポイントを3つにまとめました。
塾に通う価値やメリットを見出すには、まず塾に通う目的を明確にする必要があります。
【塾に通う目的の例】
塾に通う目的が達成されている・順調にいっているのであれば、通う価値やメリットがあると言えます。
反対に、目的が達成されていない・ストレスやデメリットの方が大きいのであれば、無理に通う必要はありません。家計への負担が少ない範囲で受講できる塾や学習サービスを探してみると良いでしょう。
「現在通っている塾が、他の塾よりも高いような気がする……」という時は、周辺にある塾の費用やサービス内容と比較してみてください。
先ほどもご紹介した通り、塾の費用は地域によって差があります。特に、全国展開している大手塾や進学塾は費用が高い傾向にありますので、大手塾へのこだわりがなければ中小規模塾も視野に入れて情報収集してみると良いでしょう。
その際、中学3年生時に5教科全てを受講した場合のトータル費用がいくらになるかを確認しておくことをおすすめします。
「勉強=塾」というイメージをお持ちの方が多いのですが、塾以外にも様々な学習方法があります。
【塾以外の学習方法】
これらは、難関校受験に合格した多くの先輩が実践していた学習方法です。どんどん活用していきましょう。
塾を比較検討される際は、「授業料が高いか?安いか?」だけでなく、下記の点もチェックしてみてください。
【塾の比較ポイント】
高い費用を出して塾に通っているからと言って勝手に成績が上がるわけではなく、学校や塾で学んだ内容を自主学習で定着させていくことが大切になります。
そのため、自習室が充実しているか・自分で解けない問題があったらいつでも講師に相談できるか・講師とコミュニケーションが取りやすいかという点は、特に重要視すべきポイントでしょう。
個別教育Canは千葉県で展開している個別指導塾です。
中3で個別授業で5教科教わると月謝が8万円から9万円してしまうのが一般的な塾ですが、個別教育canでは、その半分の4万円以下の金額で5教科個別授業で教わることができます。
他の個別指導の塾だと4万円では受講教科が2教科になってしまうことが多いのですが、公立高校の入試は5教科なので、教わっていない3教科は自分で入試勉強しなければいけません。
その為に不合格になってしまうことがよくあると聞きます。これは子どもが可哀想です。
とはいえ、8万円以上の月謝は家計的に負担があり過ぎます。
なので、個別教育canでは、先程書きましたように、中3で個別授業を5教科受講しても、月謝が4万円以下となっています。
しかも、授業の質を上げ、責任感ある教育が出来るようにする為に、個別教育なのに先生全員が正社員なのです。
更に、授業では、子供をよく褒め、自分の力で問題を解く「楽しさ」を伝えるように心がけています。
例え不正解でも否定せず、回答を見つけるまでのプロセスを講師と一緒に歩むことで自信につながり、徐々に勉強が好きになります。
そして問題が解けたときは、子供と一緒に、めいいっぱい喜びを分かち合います。
また、その子特有の「間違える癖」を見つけ、子供自身にそれを気づかせ「ミスを減らす」ように促し、子供の能力を信じて伸ばします。
さらに学校では教えない、それを知っていると問題が簡単に解けてしまう「Can独自のポイント」を教えるため、勉強が得意・好きになる可能性がグッと高まります!
個別教育Canは受験学年でも無理なく通える料金設定となっており、無料体験授業も受講いただけます。まずはお気軽にお問い合わせください。