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何年生から塾に通う?小学生・中学生の塾事情と適切な時期とは?

2022.12.14
何年生から塾に通う?小学生・中学生の塾事情と適切な時期とは?

子供が小学校・中学校へ進学すると、周囲の塾事情は気になるものです。

本記事では、

「他の親御さんは何年生から塾に通わせているの?」
「うちの子は何年生から塾に通わせるべき?」
「中学受験するなら何年生から?高校受験は?」

などとお悩みの方に向けて、政府の統計や私たち個別教育Canのデータから、小学生・中学生の塾事情についてご紹介します。

また、小学生・中学生別に、学習塾へ通う適切なタイミングについても解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。

【小学生・中学生の塾事情】みんなは何年生から通わせている?

自分の子供を何年生から塾に通わせるか、また、そもそも塾に通わせる必要があるかどうかは、住んでいるエリアや教育方針、世帯収入、子供の特性など、さまざまな要素が影響するもので、ベストな決断は各家庭によって異なります。

とは言え、やはり他の親御さん達がどのような決断をしているのかは気になるところ。

そこで、小学生・中学生の塾事情について詳しくご紹介していきます。

小学生は何年生から塾に通わせている?

私たち個別教育Canで最も多い小学生の入塾学年は小学4年生で、続いて5年生、6年生、3年生という順番になります。

入塾の理由ですが、小学4年生では「私(お母さん)が教えると喧嘩になってしまう」という意見が多く、小学5年生・6年生と高学年になるにつれて「応用力を身に着けてほしい」「中学校に入ってから困らないようにしたい」といった意見が増える傾向にあります。

また、小学3年生で入塾されるお子様も少なくなく、「勉強の習慣を身に着けてほしいから」「私立中学の受験を検討しているから」という意見が多い印象です。

ちなみに、文部科学省の「平成30年度子供の学習費調査の結果について」で報告されている、補助学習費(学習塾・家庭教師・通信教育など)の平均支出は下記の通りです。

公立小学校 私立小学校
1年生 6.4万円 22.0万円
2年生 5.2万円 18.7万円
3年生 6.3万円 23.2万円
4年生 7.4万円 34.3万円
5年生 10.9万円 48.1万円
6年生 13.0万円 63.7万円

補助学習の中でも、テキストやタブレットで自宅学習する通信教育の受講者は小学校低学年(1〜3年生)の割合が高く、高学年になるにつれて学習塾の割合が増加すると言われています。

通信教育の相場は年間2万円〜10万円程度、塾の相場は年間10万円〜100万円程度ですので、塾に通い始める年齢として多いのは、公立小学校に通う小学生で5年生・6年生、私立小学校に通う小学生で1年生からだと予測できるでしょう。

ただし、この結果はあくまで全国平均の結果であり、実際は地域で大きく特色が変わります。

令和3年度時点で全国にある私立中学校の数は778校と報告されていますが(※1)、この内183校が東京都にあり(※2)、東京都だけで23%も占めている結果に。加えて、同じ令和3年度の統計では、東京都の私立中学校への進学率は18.7%と全国で最も高く、5人に1人は私立中学校に進学していることがわかります(※3)。

さらに、私立小学校は全国で約210校ありますが(※4)、この内26%を占める55校が東京都の認可校となっていますので(※5)、私立中学への進学率が高い東京都を含む関東圏では小学校1・2年生から、その他の地域では小学4年生・5年生頃から入塾するケースが多いと言えるでしょう。

【参照】
※1:学校基本調査-令和3年度 結果の概要-|文部科学省
※2:令和3年度都内私立中学校入学者選抜実施要項
※3:令和3年度公立学校統計調査報告書|東京都教育委員会
※4:私立学校の振興|文部科学省
※5:私立小学校・中学校・高等学校・特別支援学校|東京都生活文化スポーツ局

中学生は何年生から塾に通わせている?

個別教育Canに入塾される中学生の割合は、中学1年生が一番多く、次いで中学2年生となっています。入塾理由は高校受験への対策が多く、指導方法や講師のレベル、費用面などを比較して当塾を選んでいただいているご様子です。

中学生の塾費用についても、統計を見ておきましょう。

文部科学省の「平成30年度子供の学習費調査の結果について」によると、公立中学校・私立中学校ともに、補助学習費の平均支出は年間10万円以上となっており、中学入学と同時に塾へ通い始めるお子様が多いことが見て取れます。

公立中学校 私立中学校
1年生 14.7万円 17.8万円
2年生 21.5万円 22.7万円
3年生 36.3万円 25.7万円

学年を追うごとに支出額が増加しているのは、一般的に学年が上がるごとに授業料が上がる塾が多い点と、受験科目に合わせてコマ数や科目を追加受講している点、夏期講習や冬期講習のような季節講習代が上乗せされる点があげられます

【小学生】うちの子は何年生から塾に通わせるべき?

【小学生】うちの子は何年生から塾に通わせるべき?

当塾と全国的な統計では、小学4・5・6年生の高学年から塾に通い始めるケースが多いことがわかりましたが、必ずしも全てのお子様に当てはまるわけではありません。

「うちの子は何年生から塾に通わせるべき?」とお悩みの方に向けて、通塾する目的別で小学生が塾に通うベストなタイミングをご紹介していきます。

  • 私立の中学校を受験したい
  • 学習の習慣を身につけさせたい
  • 成績の低下が気になり始めた
  • 高校受験に向けて基礎力をつけたい
  • 英会話や速読などのスキルを身につけたい

それでは見ていきましょう。

私立の中学校を受験したい

私立の中学校を受験したいなら、何年生から塾に通わせたら良いでしょうか。

私立中学校の受験を検討しているのであれば、小学校3・4年生がベストなタイミングだと言えます。

少し早すぎるような気がしますが、中学受験対策を開講している進学塾・総合塾では、小学3・4年生で基礎固めをし、5・6年生で応用力や試験対策を実施していきます。ですから、「基礎からしっかり勉強させたい」という場合は、小学3年生から通塾させると良いでしょう。

また、一般的に進学塾や総合塾では学校の授業を先取りするために年度末の2月から新しい学年のカリキュラムがスタートします。そのため、途中から参加させたくないという方は12月〜1月までに塾探しと手続きをされるのをおすすめします。

学習の習慣を身につけさせたい

学習の習慣を身につけさせたいと思ったら、何年生から塾に通わせるべきでしょうか。

答えは、「できるだけ早く」となります。

私たち個別教育Canでは年長・小1・小2のコースもご提供していますが、低年齢のうちから塾に通うことで、

  • 勉強が嫌いになる前に学習習慣がつく
  • 周囲の友達よりも「できる・知っている」が増えて自信がつく
  • 講師との信頼関係を築いていける

といったメリットがあります。また、学校外で友達や居場所ができるのも、大きなメリットだと言えるでしょう。

成績の低下が気になり始めた

成績の低下が気になり始めたら、何年生から塾に通わせたら良いでしょうか。

例えば、習い事やクラブ活動など勉強以外に打ち込んでいるものがあれば、そちらの時間を割いてまで無理に塾へ通わせる必要はありません。学校の授業で居眠りしないように睡眠時間を確保したり、宿題をする時間を確保したりといった工夫で様子を見てあげましょう。

一方で、「宿題を全くしない、一人で解けない」「担任の先生から学校で遊んでばかりいると言われた」といったケースは、学校の授業が理解できていない可能性があります。小学校の学習内容が理解できないまま中学校へ進学すると、ますます授業の内容が理解できないようになりますので、大幅に学習の遅れが進行する前に塾に通わせるのがベストです。

また、補習目的であれば数十名単位で授業を受ける集団指導塾よりも、お子様のペースにあった学習スピードでじっくり学べる個別指導塾がおすすめです。

高校受験に向けて基礎力をつけたい

高校受験に向けて基礎力をつけたい場合、何年生から塾に通わせたら良いでしょうか。

「学校の授業を理解している」「勉強が嫌いではなく、成績も悪くない」というお子様であれば、中学1年生のカリキュラムがスタートする小学6年生の2月からが良いでしょう。一般的な塾では、いきなり中学1年生の内容が始まるのではなく、中学入学に備えて小学校の復習から始まります。

ただし、小学生からの持ち上がりが多いクラスや難関校受験を目指す進学塾では、小学校の復習をせずに中学1年生の授業からスタートするケースもあります。そのため、入塾時によく確認しておいてください。

英会話や速読などのスキルを身につけたい

英会話や速読などの専門的なスキルを身につけさせたいなら、何年生から塾に通わせるべきでしょうか。

2020年に英語教育が必修化となり、子供を英会話・英語教室に通わせる方が増えてきています。英語教育は母国語が定着する4歳・5歳頃から習い始めるのが良いとされており、近年では英語の時間を取り入れている幼稚園・保育園・こども園も少なくありません。

また、文部科学省では英語教育改革の背景に「コミュニケーション能力の育成について改善を加速化すべき課題も多い」と問題点を挙げていることから(※1)、机上の知識ではなく実際に言語として話す力に重点を置いた授業や試験内容にシフトチェンジすると予想されています。

そのため、英語になるべく早く触れさせたいのであれば、学年・年齢問わず開始して良いと言えるでしょう。

その他のスキル、例えば速読は文字が読める状態が前提となります。そのため、長い文章が読めるようになる小学3年生頃からが良いとされています。

このような専門的なスキルは低年齢・低学年のうちから習得した方が身につきやすいものが多いため、お子様が興味を持っている・得意としているものは、早いうちから才能やスキルを伸ばしてあげたいところです。

【参照】
※1:今後の英語教育の改善・充実方策について 報告~グローバル化に対応した英語教育改革の五つの提言~|文部科学省

【中学生】うちの子は何年生から塾に通わせるべき?

【中学生】うちの子は何年生から塾に通わせるべき?

物理を勉強する高校生

次に、中学生が塾に通い始めるのに適切なタイミングを見ていきましょう。

高校受験に向けて対策をしたい

高校受験に向けて対策をしたい場合、何年生から塾に行った方が良いのでしょうか。

例えば、現在中学1年生・2年生で、定期テストの点数も志望校が狙えるラインを超えている状態であれば、中学2年生の年度末である2〜3月頃から入塾を検討すると良いでしょう。塾の新年度は2〜3月頃から始まり、受験がある3年生は3月に開催される春期講習から本格的にスタートするからです。

一方で、定期テストの点数が良くない・学校の授業がわからない状態であれば、すぐにでも入塾を検討した方が良いでしょう。というのも、高校受験は試験本番の点数だけでなく、個人調査書(学校成績・出席日数・授業態度・部活動や課外活動での功績など)も選考基準となります。

自治体によって基準は違いますが、例えば東京都では中学3年生時の成績が、大阪府では中学1年〜3年生の成績が内申点という点数で評価され、内申点と試験当日の点数を足したトータル点数で合否が判定されます。そのため、中学3年の冬に成績が急上昇したとしても、内申点が足りないために志望校への出願を諦めざるを得ないというケースもあります。

このように、受験は中学1年生から始まっていると言っても過言ではありません。自治体の受験要項を確認して、早めに対策を打っていきましょう。

専科の高校受験に向けて対策をしたい

美術学校や音楽学校など、特定の分野に特化した高校を受験する場合、何年生から塾に通うべきでしょうか。

「絵や音楽が得意だけど、特に教室には通っていない」という方であれば、まずは学校の先生に相談して、どのような勉強をすべきか確認します。必要に応じて、専門の教室に通う必要もあるでしょう。

また実技の他に、主要5科目の受験勉強もしなければいけません。中学1年生の頃から塾に通って定期テストで良い成績を残していけば、実技試験の勉強や練習に時間を割くことができますし、志望校の選択肢も増えます。

何年生から塾に通えば良いか迷ったら…小学4年生がおすすめ

何年生から塾に通えば良いか迷ったら、小学4年生からがおすすめです。理由は、小学5年生になると急に算数と国語の内容が難しくなり、英語の授業も本格的になっていくためです。

子供が勉強嫌いになるきっかけは、

  • 勉強がわからない
  • 学校の授業についていけない
  • 親から「勉強しなさい」と強制される
  • 親が周りの友達と比較してくる

といった要因が引き金になるケースが多いもの。

「勉強がわからない→宿題ができない→テストも解けない→親から怒られる→勉強が嫌いになる」前に、塾を活用して楽しみながら勉強できる環境を作ってあげましょう。それが、私たち個別教育Canの願いでもあります。

何年生からでもOK!塾選びで迷ったら個別教育Canへ!

塾に行く意味がないと感じたら…個別教育Canにご相談を!
個別教育Canは千葉県で展開している個別指導塾です。

一般的な個別指導の塾だと小学生の場合は、中学受験専門になってしまうか、小学校の補習だけをするかの塾になることが多いです。

個別教育canでは、もちろん中学受験も行いますし、小学校の補習も行います。

それらよりも受講している子が沢山いるのは、普通の公立中学校に上がるのだけれども中学校に入って困らないような高い応用力を身につけたいと思っている御家庭です。

なぜ、そのような子が多いのかと言うと、高校入試は中1の通知表の結果から反映されてしまうからです。

つまり、中1から入試が始まっているのと同じことになります。

中学校のテストは小学校より格段に難しく、小学校時代に100点ばかり取っていた子が、中学校のテストでは70点位になってしまうことが珍しくありません。

中学校のテストで70点位だと通知表的には5段階のうちの3になってしまいます。

通知表の3は、5段階の真ん中のように見えて真ん中ではありません。
オール3だと行ける高校はごくわずかとなります。

通知表は4が真ん中の数値なのです。

通知表で2や1がつくと高校には行けないことが多いです。

つまり、通知表で4以上を取らなければいけないのですが、4を取るためには、中学校で行われる定期テストで80点以上を取る必要があります。

中学校の定期テストの平均点は60点位になるように学校の先生が作ります。

小学校で行われる業者のカラーテストは平均点が85点位になるように作られています。

つまり、小学校の時に100点だったのが、中学校では75点ということになってしまうのです。

つまり、3です。

反対の言い方をすれば、中学校の通知表で5を取る為には、中学校の定期テストで90点以上を取る必要があるのですが、その90点に先程の25点を足すと115点となります。

つまり、小学校のテストでは115点位取れるような応用力をつけておかないと中学生になっていきなり90点は取れない、5にはならないということになるのです。

ということは、中1から勉強しても間に合わないということになります。

このことを保護者の方はよくご存知なので個別教育canには、公立中学校に上がるけれども中学になって通知表で5を取れるような応用力を身につけさせたいというご家庭のお子さんが沢山いらっしゃいます。

早い子は、小学1年生から入塾し、平均して小学3年生か4年生から入塾される方が多いのはその為です。

また、小学4年、5年からは算数も国語も一気に難しくなるので、その間にきちんと勉強の習慣を身につけさせたいという方も多いです。

また、英語も小5から学校では本格的に勉強が始まるので、その前に楽しみながら基本を身につけておきたいという方が多く、小3から受講が一気に増えております。

授業のスタイルとしては、子供をよく褒め、自分の力で問題を解く「楽しさ」を伝えるように心がけています。

例え不正解でも否定せず、回答を見つけるまでのプロセスを講師と一緒に歩むことで自信につながり、徐々に勉強が好きになります。

そして問題が解けたときは、子供と一緒に、めいいっぱい喜びを分かち合います。

また、その子特有の「間違える癖」を見つけ、子供自身にそれを気づかせ「ミスを減らす」ように促し、子供の能力を信じて伸ばします。

さらに学校では教えない、それを知っていると問題が簡単に解けてしまう「Can独自のポイント」を教えるため、勉強が得意・好きになる可能性がグッと高まります!

個別教育Canの3つの特徴

  1. 面倒見力:とことん関わり、とことん愛情をかけ、とことん教えます。 困っている子供を放っておくことはありません。 「そこまでしてくれるのか」と感じてもらえるように接することを心がけています。
  2. 高い個別指導力:子供の性格、やる気、理解度、自信、性別、知識、 志望校によって授業や教え方を変えられるようにしており、 そのため社員(講師)は毎日社内研修を2時間行っています。
  3. 楽しい授業力:子供を褒めて励まし、ハイテンションで質の高い授業を行います。また、分かりやすい表現を心がけ、その子のレベルに合った問題を解かせて自信を持たせます。各種カウンセリング手法を交えてやる気にさせるだけでなく、いつも笑顔で楽しく受講できるように取り組んでいます。

個別教育Canは年度途中での入塾も大歓迎です。無料体験授業も受講いただけますので、まずはお気軽にお問い合わせください。