塾に通っているにもかかわらず、なかなか成績が上がらないというお子様がいらっしゃいます。
塾を変えた方が良いのか、担当講師との相性が悪いのか、あるいは子供の勉強方法が良くないのか……どこに問題があるのかと頭を抱えている保護者は少なくないでしょう。
そこで今回は、塾に通っているのに成績が上がらない原因と解決方法についてご紹介します。
また、転塾を検討していたり、これから塾に通わせようかと迷っている小中学生の保護者に向けた塾選びのポイントについても解説していますので、ぜひ参考にご覧ください。
目次
塾に通っていても成績が上がらないのはなぜでしょうか?
原因について、詳しく見ていきましょう。
塾に通っているにもかかわらず、成績が上がらない原因の一つ目は「塾の授業内容や指導方法がお子様に合っていない」というものです。
例えば、受験勉強に取り組みたいという子供と、学校の授業を理解したいという子供では、前者は志望校の受験内容に合わせた授業を、後者は授業内容のおさらいや宿題の理解に重点を置いた授業が必要となります。
また、指導方法も集団授業で切磋琢磨する方が向いている子供もいれば、個別指導でじっくり取り組む方が向いている子供もいます。
塾に通ってしばらく経つものの、思うように成績が上がらない時は、塾の授業内容や指導方法がお子様に合っているかを検討してみてください。
塾に通っているにもかかわらず、成績が上がらない原因の二つ目は「予習や復習などの自主学習をしてない」というものです。
塾に通って授業を受けているだけでは、成績が上がらないのも無理ありません。授業内容を理解するためには、予習や復習などの自主学習が必要です。
塾の自習室や自習スペースを活用して、授業のあとに宿題をしてから帰ったり、授業の前に少し早く来て前回の授業内容の見直しをしたりするなど、自主学習を習慣づけしましょう。
塾に通っているにもかかわらず、成績が上がらない原因の三つ目は「塾以外での学習環境に問題がある」というものです。
例えば、子供本人の学習意欲が高くても、習い事が忙しかったり、あるいは保護者が忙しく宿題を見てあげられなかったりといった学習時間の確保が難しいケースもあれば、テレビやゲーム、スマホ等が目に入る場所にあり、気が散って集中力が続かないといったケースも考えられます。
また、「塾に通わせていれば成績は上がるだろう」と自宅で学習する習慣がないご家庭も存在します。
成績が上がらない原因が塾にある可能性も踏まえた上で、家庭内での学習環境にも目を向けてみましょう。
塾で成績が上がらない時、どのような解決方法を取っていくべきでしょうか。
ここでは具体的な解決方法を4つご紹介していきます。
成績が上がらない時の解決方法1つ目は、「塾講師との連携を強化すること」です。
二者面談や三者面談は塾での子供の様子を知る絶好のチャンスですので、ぜひ参加するようにしましょう。面談では子供の様子の他にも、授業内容や進度、計画、目標等も聞いておくと、家庭での学習に役立ちます。
また、保護者からは家庭学習の状況だけでなく、学習以外で気になること、頑張っていることも伝えておくと、授業の進め方や学習計画に反映させることができます。
成績が上がらない時の解決方法2つ目は、「自宅での学習環境の見直し」です。
「塾に通わせているから、そのうち成績は上がっていくはず」と安心している保護者の方は多いもの。ですが、普段から学習習慣がない子供の場合、塾に通うだけでは思うように成績は上がらないことも事実です。
特に小学生は自己管理がまだ難しいため、保護者と一緒に学習時間を確保されることをおすすめします。学習時間を確保することで学習習慣がつくだけでなく、家族間のコミュニケーションも生まれるようになりますし、保護者と一緒に勉強することで集中力が高まるとも言われています。
家庭学習のポイントは、学校の宿題を優先し、学校の宿題が終わってから塾の宿題や他のドリルをすることです。もし学校の宿題で手一杯であれば、塾やドリルの量を調整する必要がありますので、塾講師に相談しましょう。
成績が上がらない時の解決方法3つ目は、「お子様への声かけの見直し」です。親からかけられる言葉は、学習意欲に大きく影響が出るためです。
子供へ声かけする時のポイントは、頭ごなしに叱りつけないことと、結果だけを見て声かけをしないことです。
例えば、成績が良くなかったとしても「なんでこんな点数取っちゃったの?なんで他の子はできることが、あなたはできないの?」と叱りつけるより、「どの問題が難しかったの?どんな風に考えたの?」と途中経過について話をする方が、学習意欲を低下させずに子供の理解度を把握することができるでしょう。
また、反対に良い成績だった時も、「すごいね!」「偉いね!」と結果だけを褒めるのではなく、「この問題は難しそうなのによく正解できたね!」「計算問題も最後まで集中して取り組めたね!」と経過に対して褒める方が効果的だと言われています。
忙しい時や心に余裕がない時は、ついつい結果だけを見て声かけしてしまいがちです。仕事や家事の合間で勉強を見るのではなく、お子様の学習に向き合うための時間を確保する等の工夫を凝らして、成績アップを目指していきましょう。
成績が上がらない時の解決方法4つ目は、「学習方法を組み合わせる」ことです。
塾の指導方針やカリキュラム自体が子供に合っていないのであれば、早めに転塾を検討された方が良いケースもありますが、急に成績が上がらないようになったり、特定の教科だけ難しいと感じるようになった時は、別の塾や映像授業、市販のドリル、通信教材など、複数の学習方法を組み合わせてみるのも効果的な方法でしょう。
また、他の学習方法を試してみることは、子供に合った学習スタイルを見つけられる良いきっかけにもなります。
一般的に、塾に通ってから結果が出るまで約半年間は様子を見る方が良いとされています。
理由としては、そもそも学校のテスト自体が頻繁に行われず、小学校であれば単元が終わるごとに、中学生であれば中間・期末・学年末に実施されるため、最低でも3ヶ月〜半年は次のテストに向けた対策を講じる必要があるからです。
その他にも、学習の習慣付けや根本的な学力上げ、学習意欲のアップ、環境への慣れ等を考慮しても、やはり半年は継続した方が良いでしょう。
その上で「やはり成績が上がらない」となれば、塾と子供の相性が悪い可能性が考えられます。
転塾を検討する際は、
といったポイントを重視して塾を選び、可能であれば体験授業も受講しておきたいところです。
私たち個別教育Canは、「笑顔で楽しみながら自分から進んで勉強する子」を育成するために、講師全員が正社員という形態をとり、児童心理学などを含む専門性の高い社内研修を毎日2時間実施しています。
このような取り組みの目的は、子供のやる気を引き出し、子供の可能性を開花させ、成績を上げ、志望校に合格させ、子供の人間性を高めるためです。
なお、詳しい指導方針については「Canで育む5つの力」でご紹介していますので、併せてご覧ください。
個別教育Canは千葉県で展開している個別指導塾です。基本的に子供をよく褒め、自分の力で問題を解く「楽しさ」を伝えるように心がけています。
例え不正解でも否定せず、回答を見つけるまでのプロセスを講師と一緒に歩むことで自信につながり、徐々に勉強が好きになります。
そして問題が解けたときは、子供と一緒に、めいいっぱい喜びを分かち合います。
また、その子特有の「間違える癖」を見つけ、子供自身にそれを気づかせ「ミスを減らす」ように促し、子供の能力を信じて伸ばします。
さらに学校では教えない、それを知っていると問題が簡単に解けてしまう「Can独自のポイント」を教えるため、勉強が得意・好きになる可能性がグッと高まります!
1.面倒見力:とことん関わり、とことん愛情をかけ、とことん教えます。 困っている子供を放っておくことはありません。 「そこまでしてくれるのか」と感じてもらえるように接することを心がけています。
2.高い個別指導力:子供の性格、やる気、理解度、自信、性別、知識、 志望校によって授業や教え方を変えられるようにしており、 そのため社員(講師)は毎日社内研修を2時間行っています。
3.楽しい授業力:子供を褒めて励まし、ハイテンションで質の高い授業を行います。また、分かりやすい表現を心がけ、その子のレベルに合った問題を解かせて自信を持たせます。各種カウンセリング手法を交えてやる気にさせるだけでなく、いつも笑顔で楽しく受講できるように取り組んでいます。
「塾に通っているのに成績が上がらない…」など、すでに他の塾に通われているお子様・保護者様からのご相談も大歓迎です。
まずはお気軽にお問い合わせください。