学習塾に通っているのに成績がなかなか上がらなかったり、学習する習慣がつかなかったりすると、「塾へ通わせる意味がないのでは?」と感じるのは普通のことです。
しかし、だからと言ってすぐに塾を辞めさせるのは、根本的な解決に繋がりません。
そこで今回は、塾に行く意味がないと感じた時に見直すべきことや、結果が出にくい学習塾の特徴、行く意味がないと感じた時の対策についてご紹介します。
お子様の学習状況でお悩みの方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
塾は本当に意味がないのか、まずは塾通いを始めたきっかけや目的を見直してみましょう。
学習塾といっても種類はさまざまで、目的に応じたカリキュラムや指導方針が採用されています。
また、集団指導や個別指導、映像授業型、オンライン授業型など、環境や受講方法にも違いがあります。
通っても意味がないと感じる塾とは、一体どのような塾でしょうか。
その特徴を5つにまとめて、ご紹介していきます。
通っても意味がないと感じる塾の特徴として、講師の質が低いという点が挙げられます。
「講師の質が低い」というのは、単に学力や学歴が低いということではありません。
むしろ、受験に合格する力と指導する力は全くの別物ですので、「学力や学歴が高い=指導力が高い」とは言いがたいものです。
例えば、授業内容や指導方法を講師任せにしている塾や、大学生のアルバイトが講師の中心になっているような塾は注意が必要でしょう。
学習環境は学習効果に大きく影響します。そのため、子供が自主的に勉強したくなる学習環境の整備がとても大切になります。
逆に言えば、子供が学習できる環境を整えていないような塾は、通っていても意味がないと感じるかもしれません。
学習環境が整っていない塾の例として、
といった特徴があげられます。
そもそも塾の授業内容やカリキュラムがお子様の学力と合っていないため、通っていても意味がないと感じることがあります。
入塾した時点で塾の方針と目標や学力が合致していなかったことも考えられますが、学習が進む中で学力や目標に変化が生じて合わなくなるケースもあります。
こういった変化はあり得ることですので、個別指導塾の場合はカリキュラムや学習計画を変えたり、集団授業の場合はクラス替えで対策を講じるのが一般的です。
「成績が上がり、志望校が変わったのにクラスが前のまま」「成績が上がらなくなったのにカリキュラムが前のまま」など、学力や目標の変化に対して無関心だという塾は、通い続けても学習効果が得られない可能性があるでしょう。
定期面談ではテストの振り返りや学習計画、受験生であれば志望校や進路についても話し合います。加えて、小学生や中学生であれば塾での学習状況や友達付き合い、家庭での過ごし方なども共有し合います。
そのため、定期面談は生徒と普段から接する機会の多い担当講師が同席すべきだと言えるのです。
反対に紙面上のデータや担当講師からの引き継ぎのみで、子供の学習状況が把握できているとは言いがたいもの。定期面談の際は、担当講師が同席するかどうか事前に確認しておき、もし担当講師が同席できないということであれば、転塾も視野に入れて考えるべきかもしれません。
相場よりも授業料が高い塾や、何かにつけて追加料金の支払いが発生するような塾は、サービスの質より利益を優先している可能性があり、こういった塾は通っていても意味がないと感じやすいでしょう。
例えば、高校受験に必要な5教科をすべて受講すると膨大な授業料が発生したり、「この講習を受講しないと合格は難しい」と言われ、半ば強制的に高額な講習を受けさせられるような塾は考えものです。
塾に通わせているのに成績が上がらない、塾をサボるようになった、家庭学習の習慣ができたためお金を払って塾に行く意味が見いだせなくなった等、「塾に通わせる意味ないかも……」と感じるきっかけはそれぞれです。
もし受験対策として塾に通っているのであれば、もうすでに受験が差し迫っているタイミングなのか、まだ余裕があるのかで対応が変わってくるでしょう。また、小学生で中学受験を控えているのか、中学生で高校受験を控えているのか、高校生で大学受験を控えているのかでも対策が異なります。
そこで、塾に通わせる意味がないと感じるようになった時はどうすべきなのか、3つの対策をご紹介します。
どのような事情であれ、まずは本人の話を聞き、意思を確認する必要があります。もし塾を辞めたいと思っているのであれば、その理由についても聞きましょう。
子供の意見を聞いた上で、保護者が納得できる理由であれば思い切って塾を辞める・転塾することも大切です。
しかし、特に高校受験を控えている中学生だと、中学3年間分(中学3年生2学期まで)の成績が内申点に反映されるケースがありますので、「まだ中学1・2年生だから勉強しなくても大丈夫か」と安易に判断するのは良くありません。
また小学生の場合は、成績を上げることよりも学習する習慣付けや地頭力、人間性を育む目的で通塾されている方も多い傾向がありますので、現時点で意味がないと感じても将来「あの時辞めなければ」と後悔する可能性も否めません。
そのため、子供の話も聞き入れつつも、長期的な目で判断する必要があります。
塾に通わせる意味がないと感じる時は担当講師に相談し、学習状況や受講態度、人間関係について確認してみましょう。
加えて、小学生や中学生などの自己管理がまだ難しいお子様については、講師とのコミュニケーション頻度や、普段どのような会話をしているのかも聞いておくと、講師との相性や、講師がどのように子供に接しているか、どれだけ子供の性格や特性を理解しているかを把握することができます。
例えば、お子様がちょうど伸び悩んでいる時期だと判断できれば、「成績が上がらないなら塾に行く意味がない」とすぐに辞めてしまうのはもったいないと言えます。講師からの話も踏まえて、塾を辞めるべきか、あるいは講師やクラスを変えてもらうかといった対策を打っていきましょう。
お子様が他の塾に変えたいと言っている場合や、半年以上の期間にわたって結果が見えてこない場合は、思い切って転塾するのも一つの方法です。
塾を選ぶ際は、
といったポイントをおさえて、複数の塾を比較されることをおすすめします。
また、今通っている塾を退会する際に解約金が発生するかどうかも注意しておきましょう。
ただし、塾を変えることは生活環境や生活リズムが大きく変化するわけですので、子供にとって大きなストレスがかかるものです。
お子様本人の意思で転塾したいのであればともかく、保護者だけの意思で転塾させる際は、他の学習サービスと併用するなどの対策を取るというのも良いでしょう。
「塾に通っている意味がないかも………」と悩んでいる方に向けて、結果が出にくい塾の特徴や対策についてご紹介しました。
子供の成績が伸びなかったり、勉強する意欲が低いように感じたりすると、親として心配に思うのは当然のことです。
しかし、通い始めてまだ数ヶ月も経っていないのであれば、しばらくお子様の様子を見守ることも必要だと言えるでしょう。
また、急に成績が下がった・勉強しなくなったという状況であれば、塾以外の問題が潜んでいる可能性もあります。学習環境の見直しや、勉強する意味について、家庭内で話し合う機会を設けることも大切な取り組みです。
個別教育Canは千葉県で展開している個別指導塾です。基本的に子供をよく褒め、自分の力で問題を解く「楽しさ」を伝えるように心がけています。
実際、
といったお声を頂戴しています。
私たち個別教育Canでは、例え不正解でも否定することはありません。回答を見つけるまでのプロセスを講師と一緒に歩むことで自信がつき、徐々に勉強が好きになっていきます。
そして問題が解けたときは、子供と一緒に、めいいっぱい喜びを分かち合います。
また、その子特有の「間違える癖」を見つけ、子供自身にそれを気づかせ「ミスを減らす」ように促し、子供の能力を信じて伸ばします。
さらに学校では教えない、それを知っていると問題が簡単に解けてしまう「Can独自のポイント」を教えるため、勉強が得意・好きになる可能性がグッと高まります!
1.面倒見力:とことん関わり、とことん愛情をかけ、とことん教えます。 困っている子供を放っておくことはありません。 「そこまでしてくれるのか」と感じてもらえるように接することを心がけています。
2.高い個別指導力:子供の性格、やる気、理解度、自信、性別、知識、 志望校によって授業や教え方を変えられるようにしており、 そのため社員(講師)は毎日社内研修を2時間行っています。
3.楽しい授業力:子供を褒めて励まし、ハイテンションで質の高い授業を行います。また、分かりやすい表現を心がけ、その子のレベルに合った問題を解かせて自信を持たせます。各種カウンセリング手法を交えてやる気にさせるだけでなく、いつも笑顔で楽しく受講できるように取り組んでいます。
これから塾探しをされる方はもちろん、「すでに塾に通っているけど、意味がないように感じる…」「今の塾に意味を感じない…」など、他の塾に通われている方からのご相談も大歓迎です。
まずはお気軽にお問い合わせください。